前回、ハラペコ◎旅行記~タイ旅行③名物のロイクラトン祭りの翌日スコータイ訪問~にてバンコクからスコータイに到着してから歴史公園内の見学までお話をしたと思うのですが、今回はその歴史公園の外にある遺跡のお話をしたいと思います:)歴史公園内は多くの観光客がいて、道も分かりやすいので観光をしやすくそこだけでも満足する方も多数。でも実は、公園の外にも素敵な遺跡がたくさんあるんですよね~✨ただし、遺跡は町のあちこちに点在しているため、自力では回りづらい点が難点。そこでワタクシ達は公園内の移動でトゥクトゥクを運転していたおじさんに交渉して、外の遺跡も1時間200バーツで移動してもらうことにしました:)
スコータイ歴史公園の外の移動方法
日本のタクシー料金と比べると1時間200バーツ(約700円)は破格の値段ですが、google先生を利用して自転車で移動するならもっと安いお値段で観光が出来ます。…が、トゥクトゥクでも遺跡と遺跡の間を移動するのに20分ぐらいかかった点と、気温の高い点、さらに土地勘のない場所であることを考えると、迷子にならない為にもトゥクトゥクを利用するのが一番安心なんじゃないかな~と思います:)
…ただし、今回初めてトゥクトゥクを利用したワタクシ、おじさんとの金銭のやり取りには注意が必要と知った一日でもありました笑
あ、ちなみに歴史公園内は電動のトゥクトゥクでしたが、外を回るときは普通のバイクの後ろに向かい合って座るタイプのトゥクトゥクに乗り換えての移動。座席の後ろには柵があったけど、前後に何もなくて、急停車したら車道に飛び出してしまう仕様だったのはちょっと怖かったな…笑思いっきり風が当たるから暑い中気持ちよかったけどね💡
左手で柵をつかみながら、必死に体をねじった状態で撮った写真✨スマホリングをつけていないから落としそうになってヒヤヒヤしました笑
象が支えるワット・チャーンローム
タイ語で象のことを『チャーン』というそうです。その名の通り、この遺跡は象が主役でした✨
タイの人たちにとって、象は昔から身近であり、特別な存在。というのも信仰している仏教では白い象をブッダの化身だとされており、昔から白い象を得た王が高い人徳を持ち敬われ、『白い象=王の象徴』とも言われているからなんですね~💡…一応仏教を信仰している日本人であるワタクシですが、あまり象は身近な存在ではないし、深い信仰心を持っているわけではないからただ単に素敵な遺跡✨という感想になってしまったけど、汚れの少ない象を見る限り多分スコータイ王朝があった13世紀ごろはこの象さんたちは真っ白だったんじゃないかな~:)つまり、ここは当時の王様とも深い関係のあった場所なのではないかと思うのですが…どうなんだろう。
どちらにしても今みたいな建築用の機材があるわけではない時代に出来た建物って、どれだけの人の手が入っているのかちょっと考えるだけでワクワクぞわぞわしてしまいます‼‼‼おじさんが大きいのと小さいのと2つの象の遺跡を回ってくれたのですが、小さい方が象の形がしっかり残っておりました。…この写真は、大きい方だったかな⁉
大きな仏と見つめあうワット・シーチュム
この仏像、よくスコータイの写真に乗っている仏像ですよね‼‼‼ほかの遺跡と違って近くの広場にはちょっとしたお土産屋さんが併設されていて、飲み物やポストカードなども販売していました。(トゥクトゥクのおじさんはワタクシ達が観光している間、くじ引き屋台で遊んでいました笑)
他の大きな仏像と違って座っているので仏様の顔が近く、その表情をしっかり見ることが出来ました:)真下から見上げると優しそうな表情ではあるものの、どこか奥底まで見透かされているような目に少しソワソワ…。こちらとしてはやましいことがあるわけではないはずなんだけど、な。(多分)
広場からこの仏様の近くまで行くのにちょっと歩くのですが、遠くからもこの仏様、壁の隙間から顔が見えるんですよね~。でも目の悪いワタクシ、まぶたに目が浮き上がっているのを「ん❓もしかして目をかっぴらいている⁉」と一瞬勘違いしたのは内緒です☆
この像の前で裸足になってお祈りする人達が沢山いて、本当にタイの人たちは信仰深いな~なんてしみじみ✨お祈りしている人の前で1匹のにゃんこが仏様の足の上でくつろいでいるのを眺めながら、ちょっと神聖な気持ちでワタクシもお祈りを。
朽ち果てたワット・プラパーイルアン
ちょっと他の遺跡とは雰囲気が違ったこちらの遺跡。塔が一つど~んとあるわけではなく、いくつかの建物が繋がっていて広く、その廃墟な感じに歴史を感じます。写真の真ん中にいるのはおそらく仏様だったと思うのですが、首がないんだよね~。もしかしてアユタヤにある遺跡たちってこんな雰囲気なのかな~なんて勝手に考えておりました。
調べたところ、ここはクメール時代最古の仏塔らしく、スコータイで最も古い寺院と言われているそう。…そんなことを知らず、お腹がすいて気もそぞろだったあの時のワタクシに活を入れたいですな‼‼‼アユタヤのように、壊された遺跡ではなくこちらはそのままの姿をしている遺跡でした。
スコータイの歴史群は基本的に時間に逆らうことなく、自然な姿を残す遺跡たち。きちんと修復して原型をとどめておいた方がもしかしたら研究者たちにとってはいいのかもしれないけど、自然に朽ち果てるところがまた仏教らしくていいのかもしれない…そんなに宗教に詳しくないから適当なこと言いましたけど、なんとなく仏教って自然とともにっていう雰囲気あるよね⁉違ってたらごめんなさいね✨
車のお迎えISUZU修理工場の近くにて
他にも沢山遺跡を回ったワタクシ達。そろそろお腹もすいて、空港までいく車と待ち合わせをするISUZUの修理工場のある新市街まで移動することに。ここで、トゥクトゥクのおじさんとの攻防が始まります。…とはいっても、観光地でよく聞くぼったくりによるケンカのようなギラギラした戦いではなくおじさんがもっと乗って行けアピールをするだけなんですけどね‼‼‼空港まで俺の運転するトゥクトゥクに乗ってっちゃえ☆と言われたけど、そこは丁重にお断りをすることに。多分、観光客はお金を持っていると知っているので、稼げるだけ稼ぎたかった模様。…だから歴史公園の外で行く予定のない遺跡も連れてってくれたのかな⁉笑
その結果残念そうなおじさんに提示された金額は、なんと800バーツ(約2800円)。…1時間分乗ってないけど1時間として計算してるよ❓と思いつつも快くあちこち連れていってくれたし、ニコニコ写真も撮ってくれたしということで、文句を言うことなくお支払いすることに。その後食べたパッタイがエビが入っていなければ一皿40バーツ(約140円)だったことを考えると、かなり高めな金額だな~と思うけども、現地の人にとっては観光客相手の商売はいい収入源なんだろうなぁ。…だからおじさん、今日の売上を想像して思わず勤務中にくじ引きしちゃったのかな⁉笑
ちなみに、食べたお店の名前はスコータイの大通りにある空港行きのソンテウ乗り場の近く、『Pai Sukhthai』というところで、比較的店内もきれいで料理もおしゃれ。スイカも真っ赤で、味が濃くて美味しかった:)やっぱりタイに来たからには、フルーツをお腹いっぱい食べたくなりますよね✨生パイナップルのスムージーも美味しかったので、オススメです:)ただしお手洗いが個室の中にペーパーがなく、入り口のところにある紙を使用する分だけ抜いてから入らないと大変なことになるので注意が必要でした笑
新市街で過ごす時間があまりなかった為ブラブラすることは出来なかったけど、基本的に新市街はお土産を扱うお店もなく、本当に地元の人達の生活の場としての街の様でした。その中でも比較的交通の便がいい大通りの近くには食べ物屋さんがたくさんあって、Googleで見る限り口コミも上々。スコータイで旧市街で歩き回って疲れた後、ゆっくり食事やお茶をするにはこの大通りの近くはオススメかもしれませんね~:)でも基本的には、観光客には旧市街で過ごす方が楽しいと思います💡
予約していた車と待ち合わせ
この大通りにあるISUZUの修理工場の近くにあるソンテウ乗り場の辺りで、予約していた車を待っていたワタクシ達。…時間になっても車は到着せず、少し不安になったため、車を予約した時にGETした『EDDY RENT A CAR』のカードに乗っていたLINEのIDを利用して連絡を取り合うことに。
待ち合わせ場所に到着した旨と、まだ車と会えていないこと。そして車の種類を問い合わせしたところすぐ返事が:)こういう時、本当にインターネットが通じるって素晴らしいと思う☆
車は向かってはいるものの結局あちこちの乗り場から人をピックアップしているためどうしても時間は前後してしまうそうなので、時間になっても到着しなくても焦りは禁物。(※本当に来ないと大問題なので、基本的に落ち合いやすい指定された乗り場であるホテルから乗る方が連絡も取りやすく安全です)もし提示されたコースから外れてスコータイを観光する場合はネット環境を整えた方が安心だなと実感しました:)
スコータイ空港に無事着いて、誰でも利用できるラウンジでジュースを飲み渇いた喉を潤しつつ飛行機が出発するのを待ちながら、隣に座ったバンコク在住のマダムに話しかけられおしゃべり。国際系の学部に何できちゃったの❓というぐらい英語が苦手なワタクシですが、頑張って意思疎通を図ろうとすればなんだかんだで会話が続くという不思議。…築地で働いていた時に英語を使わないといけない環境だったから、度胸はあるんだよね‼‼‼笑でも、こうやって現地の人と触れ合う機会がある旅行って楽しい✨
可愛らしいスコータイ空港ともお別れをして、バンコクのホテルへ到着したころには体もクタクタでしたが、充実感で大満足な一日でした✨
話したいことはたくさんあるけど、バンコク市内のお話はまた次回♪まずはチャトチャックウィークエンドでお買い物からスタートするなんて…確実にお買い物熱が爆発するに決まっている旅行行程になっております笑➡ハラペコ◎旅行記~タイ旅行⑥チャトチャックウィークエンドマーケットは築地場内市場と似てる~
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