【バンコク市内観光編】路線バスでワットパクナムへ行ってみた

タイ

前回の弾丸ツアーで比較的有名な観光地を回っていたワタクシ達は、一度行きたいと思っていた寺院が1つあります。それは、天井に宇宙を感じるサイケデリックな画が書かれた、『ワット・パクナム・パーシーチャルン』です:)

ただし、こちらの寺院は個人で回るには少し難易度が高いという噂…。実際行ってみてどうだったのか、お話してみたいと思います:)

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ワット・パクナムの難易度が高い理由

ワット・パクナムへ観光する上で難易度が高いと言われる理由は大きくわけて2つあると思います。まず一つ目が『他の主要観光地から離れた場所』にある点です。そして、もう一つが『最寄り駅から歩いて20分以上かかる、住宅密集地に建っている』点です。

宮殿周りなら観光も楽なのに…

比較的バンコク市内の歴史的な有名観光スポットは宮殿のある旧市街に集中しているので、一つ見ればあちこち回ることが出来ます。しかし、このワット・パクナムは市内から少し離れたところにある為、宮殿のついでに立ち寄ることが出来ません。この寺院に行くためには、その為だけの時間を作る必要があるという訳ですね💡

バンコクの中心から40分以上

最寄りの駅はBTSのWutthakat(ウタカート)駅とTalat Phlu(タラートプルー)駅です。バンコクの中心サイアム駅から最寄りの駅まで約20分程の場所にあります。これだけなら問題ないように思いますが…そこから徒歩20分程かかる、という所が最大の難所です💡駅から離れているし、比較的住宅地内を歩いて向かう為、だんだんと本当にこの道を行けばいいのか❓なんてちょっと不安になります。

タクシーor GPS機能を使えば安心

ガイドブックでこのワット・パクナムへ行くために…といったコラム欄を読んでもタクシーやトゥクトゥク等の細い道を通ることのできる車の利用を推奨しています。やはり一番楽にワット・パクナムへ行くなら最寄り駅からタクシーを利用するのが一番、ということですね:)💡

タクシー代金は日本より断然安いですし、日中の日差しの強い中歩くことを考えるとクーラーの利いたタクシーは天国そのもの、体力温存するためにも上手に使った方が楽しい旅行になると思います✨

もし節約思考や冒険気分で交通機関&徒歩でワット・パクナムへ行きたい人は、Google map等のGPS機能を利用して行くのが一番安心です:)現地のSIMカードを利用したりポケットWi-Fiを利用すると、日本と同じようにネットでお店等を調べながら旅行することが出来ます。よりリアルな情報を得ることで、より楽しい時間を過ごすことが出来ると思うので一度契約してもいいかもしれません💡

バンコクの交通事情

ちなみに今回ワタクシ達はワット・パクナムまで『路線バス』を乗り継いでいくという、斬新な方法を選択しました☆何故路線バスで行くことになったのかというと、前回路線バスに挑戦して面白かったというお姉さまの1名の発案です。

…確かに、価格も押さえられる上に異国体験としては面白いです。(地元の人が使う路線バスは現地体験をするのに最適ですからね♪)でも、一人で乗るには勇気がいる乗り物でした✨

しかもバンコクの交通事情を知った上で利用しないと、予定通り移動出来ないこともあるので注意が必要です…その証拠写真はコチラ💡

バンコクは昼~夜にかけて慢性的な渋滞が発生します。車が混み合う時間はあまりバスが時刻通りに運航できないのです。特に夜はブレーキランプで道が真っ赤っかになるほどコンデションが最悪

混む時間帯にタクシーを利用すると、駅まで歩いたほうが早いんじゃない❓なんて思ってしまうぐらい進まない時も。タイトなスケジュール旅行の場合は、時間通り運航するBTSをメイン利用するのが一番✨

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路線バスの乗り方

バンコク市内の交通機関はかなり充実しているし、タクシーやトゥクトゥク等もあちこちで見かけます。観光客が難易度の高い路線バスをわざわざ利用ことはあまりないかもしれませんが、現地の人や生活を体験するには、路線バスを利用するのってとっても刺激的で、一度は乗ってみたいという方もいるはず💡と、いうことで路線バスの乗り方について簡単に説明したいと思います。

乗りたい時は手を挙げてアピール

大きなダイヤの遅れはない場合でも、なぜか同じルートのバスが3本続けてやって来ることもあります。気長に待ちつつ、バスの額に書いてある番号を確認し、目的のバスがきたら私はこのバスに乗りたいんです』という意思を手を挙げて運転手にアピールしましょう:)この時、日本のように待っているだけでは停まってくれません。(台湾と一緒ですね💡)この時、バスを停めるのに集中しすぎて鞄などの荷物の注意が散漫にならないよう気をつけましょう☆

運賃は運賃回収係へ

座席に座るとバスに同乗しているお金回収係の人がお金の入った銀の筒をカチャカチャ鳴らしながら近づいてくるので、運賃を支払います。この時、小銭を用意しておいた方がベターです:)

バスが新しい車体なら次のバス停の表示等があるかもしれませんが、ワタクシが乗車したのは旧式。今どこのバス停へ向かっているのか、まったくわかりませんでした‼‼‼

こういう時にGoogleマップで位置情報を確認することが出来れば、安心してバスに乗ることも可能ですがネット環境は人それぞれ。現地の人へどのバス停で下車したいという意思表示をしてみるのも国際交流の第一歩なので、チャレンジするのもありかもしれません☆

ただし、運賃回収係の人へ確認をしようと試みても英語が通じないこともあります。事前に降りる予定のバス停名をスマホの画面に表示させる等の工夫をすることで、両者ともにストレスを感じることなく安心して交流することが可能です:)

ボタンを押して降車意思表示

日本と一緒で、降りるバス停が近づいたら近くにあるボタンを押して降りる意思表示をしましょう✨ただし、どこで降りていいのかはアナウンスだけでは理解できません。こういう時にGoogle先生がかなり役立ちます♪また、運賃を払うときに降りる場所が近くなったら教えてくださいと1言お願いしてもいいかもしれませんね💡

ちなみにバンコクの路線バスは、行先が一緒でも乗車する車体の新旧でお値段が変わります。エアコン付きの新車の方がもちろんお値段が高い訳ですが、快適さも断然◎。…今回、ワタクシ達が乗車した旧式なバスは、昔懐かしい天井扇風機が設置されていました

一度も清掃したことないんじゃない…❓というような椅子や手すり、あまり見た目が美しくない大量の落書きと、埃が詰まった網戸。車の排気の混じった吹き込む強い風等、なかなか旧式の車内は迫力がありますね☆

バス中央にある乗降口も閉まることなく走り続ける中、運賃回収係の人が歩き回るのでドキドキしました笑(※この後乗り換えしたバスは人数が多いせいか、旧式でもちゃんと閉扉しました。もしかしたら乗車人数が少ないし、気温も高いからドアを開けていたのかも❓)

幸運なことにワタクシ達の隣の席の人が英語が分かるお姉さんだったので、降りるタイミングやお金回収係のおばさんにも色々説明してくれて、とっても助かりました:)本当に、タイの人たちって親切~

無事バスを乗り継ぎ、google先生の指し示す通りに民家の並ぶ道や、川沿いを歩き続けること約20分…とうとうインスタ映えすると噂のワット・パクナムに到着です★

あの天井画は5階にある

ワット・パクナムのシンボルともいえる、あの幻想的な天井画が描かれているのは5階フロアです。入って入口正面にあるエレベーターを使えば直行可能ですが、各フロアには色んな展示物があるのでそれを見るのも結構楽しいです:)なぜか日本の紙幣も展示されていました笑

そして、やっと念願の天井画の5階へ…✨

天井がドーム状になっているので、音を立てると響いてしまうのですが、やけに静かな空間てした。外は明るくガヤガヤしているはずなのに、外の空間と遮断された感覚に陥ります。

多くの人は静かに床に座りながら天井をを眺めたり、祈ったりしていました。この幻想的な宇宙を感じるような雰囲気のある絵をずっと見ていると、引き込まれてしまいそうな怖さを少し感じました。修行僧の人はきっと修行中にこういう神秘的な何かを感じるのでしょうね~。絵なのに、蛍光色が光って見えます💡折角なので、記念写真を一枚撮ってもらいました✨

途中観光客の団体がやってきて少し騒がしくなってしまいましたが、暫くするとその不思議な雰囲気のある空間に感化されたのか、静かに床に座って眺める人が続出。

確かに少し行くには難易度の高い場所でしたが、行って良かったと心の底から思える場所でした:)

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B級感溢れるワット・クンジャンへ

ちなみにこの天井画のあるフロアには外に繋がるバルコニーがあるのですが、そこから気になるお釈迦様の巨大な後姿の像が目に入る筈です。…少しB級感漂うというか、ちょっと寂れた温泉街の近くにある『秘宝館』の雰囲気を感じる像です。(罰当たり❓)折角なら近くまで行ってみようと近づいてみると、よりあやしさが倍増☆

タイの人にとって象は神聖な生き物のはずなのに、随分上の人が重そうで潰れ気味ですけど…良いのでしょうか

正面から見てみると…

…基本的に慈愛に満ち溢れているハズのお釈迦様の顔が、なんだかいやらしい顔をしている気がするなぁ…(見ている側の心がくすんでいるせい笑)。

神聖な像に対して罰当たりかもしれませんが、このちょっと鼻の穴が膨らんでいるドヤ顔なのがツボに入ります✨

改装をしているようで、トラックやらショベルカーやらの重機が置きっぱなしになっているせいで、現場はまさに混沌カオス。もしかしてワット・パクナムに便乗した新しいお寺なのかなと思いきや、意外と歴史のあるお寺の様ですね💡(※19世紀後半にできた、由緒正しいお寺『ワット・クンジャン』です。)

近くには、講演会が出来るように沢山の椅子が積み上げられている建物や、色んな動物が入り混じった像の飾られた建物もありました。

逆に混ざりすぎじゃないと思わず声に出してしまいそうになりますが、逆にそのごちゃごちゃ感が面白くて魅力的。

サイケデリックな天井画を見る為にワット・パクナムへいく方は、ちょっと足を延ばしてこちらのお寺たちも眺めるのをオススメですね:)ただしここへ行くにも民家の間を通っていく必要があるので、GPSがないと迷子になるかもしれません。(※ちなみに近くには沢山の猫ちゃん達がのんびり生活しているので、猫好きにもたまらない空間でした✨)

…ということで、これにて観光編は終了この日の内に、ワタクシ達はバンコクを出てまた日本へ帰国、そのままお姉さまたちは仕事へと行くことになったのですが…まだまだタイ旅行の話は終われません★

ご飯の話や大量買いしてしまったバッグの話など、どんどんUPしたいと思いま~す:)

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