イスタンブールで有名な場所の一つ、グランドバザール‼‼‼
トルコで一度は訪れたいと思う一方、口コミを見ると良く見かけるのは『ぼったくり』やら『スリが多い』『偽物』等、ネガティブなワードも目立ちます…。
実際行ってきたところ、そこまで身構える必要性は感じられませんでしたが、確かにお買い物する際は注意が必要かも⁉と思うことが。今回はそんなグランドバザールについてお話をしてみたいと思います:)
グランドバザール(カパルチャルシュ)とは？
イスタンブール旧市街にある大きくて古い室内市場であるグランドバザールは、トルコ語で『カパルチャルシュ』と呼ばれています。日本の築地城内市場やタイのバンコクにあるチャトチャックウィークエンドマーケットに雰囲気が似ており、まるで迷宮に迷い込んだような気持ちになります:)
メイン通りは広いので迷うことはないのですが、いくつも分かれている小道に入るとよりディープさが増し増し☆お店は4,000店程あるそうなので掘り出し物を探そうと思うと一日があっという間に過ぎてしまいます。
ガイドさんには『必ず正面(1番ゲート)から入って出てね』と言われたので、あまり奥の方に行きすぎるのは危ないのかもしれませんね⁉とはいえメイン通りは宝石ばかりであまり楽しくないので、適度に探検すると良いと思います💡
グランドバザールのアクセス方法
最寄りのトラム駅(トラム T1線 ベヤズット＝カパルチャルシュ)もありますが、旧市街の中心地であるアヤソフィアやブルーモスクのある場所から歩いても行くことが可能な位置にあります。時間としては約20分程度でしょうか💡
また、もう一つ伝統的なバザールである『エジプシャンバザール』とも比較的近いです。こちらは貴金属や雑貨に特化しているグランドバザールとは違い、スパイスやナッツ等の食品を扱うお店が多いです。こちらも面白い場所でしたので一度は行ってみるのもGOODだと思います:)
エジプシャンバザールに行く際は、ガラタ橋のふもとにある名物『鯖サンド』を食べてみるのも良いかも💡塩焼きのサバ(レモン風味)の挟まったサンドイッチそのものでしたが、思っていたよりも美味しかったです♪
グランドバザールは日曜休み…まるで築地市場‼‼‼
グランドバザールは日曜が定休のため、日曜日はその周辺のお店もお休みのことが多い、とガイドさんから教えてもらいました。…まさしく築地場外市場と築地城内市場の関係と一緒ですね💡
とはいえ日曜日でもやっているお店は多少あります。またグランドバザールの近くにはヌールオスマニィエ・ジャーミーと呼ばれる18世紀にたてられた素敵なモスクもあり見学することも出来るので、日曜だからと言って見どころがないわけではありません✨
白が基調な控え目でかわいらしいモスクでした。ガイドさん的に今一番オススメするモスクです‼‼‼と力説されたので、ぜひ一度お祈りの時間をさけて除いてみると良いと思います。
また、普段は開いている門の前で記念写真も撮ることが出来るので、あえて日曜日にグランドバザール周辺を散策するのもあり…かもしれません💡
重厚感のある、歴史を感じる入り口ですね～✨
グランドバザールは値札がない…わけではなかった
ガイドブックにはグランドバザールでは『値段がついていない商品ばかり』で『購入するには値段交渉必須』と書かれていましたが、ﾜﾀｸｼが見る限り普通に値札が付いている商品が並んでいました。そしてそこまでお値段も目玉が出るような金額ではありませんでした(むしろアラスタバザールの方が設定価格が高かった…)。
あまり奥にいかなかったのと、購入したものが雑貨に限られているからそう思ったのかもしれません💡見るからに偽物っぽいギラギラジュエリーや絨毯などの高級品は商売上手なトルコ人に手玉に取られると思っていたので、完全無視☆笑
チャトチャックウィークエンドマーケットと一緒で商品はあちこちのお店で同じものが販売されているので、見つけてすぐ購入しない方が良いと思います。あちこち店を覗き歩きながらより安いものを探しつつ、店員さんに話しかけられた時に『何個買えばどれ位安くできる⁉』と軽口をたたくことで安く手に入れることが出来ますよ:)
パワーワード『貧乏プライス』にご注意☆
親日国トルコでは、街中を歩いていると『日本人？』もしくは『Japanese？』とよく話しかけられます。話しているうちに飛び出してくる日本語の単語を聞くたび、よくそんな言葉知っているな～と感心してしまう程です。(※そのままお店へ誘導されることが殆どですが、大体は軽口をたたいて、『バイバ～イ☆』でどうにかなるのでご安心を✨)
絶対ぼったくられないように気をつけよ～と身構えていたﾜﾀｸｼですが…実は、今回グレーな出来事がありました☆笑まぁこれをぼったくりとするかどうかは、人次第だと思うのですが。なんだか負けた気持ちです…‼‼‼
ある香水瓶のお店での出来事
細い道を行き、見つけた香水瓶のお店。表示されている金額は20トルコリラからとかなり良心的な雰囲気…✨ということで覗いてみたところ、閑散期にやってきたやってきた客を絶対離すものか‼‼‼と意気込む店主。早速りんごチャイを用意し、商品をアツく語り始めました。
ヴェネツィアで買ったら高いけど、うちの店はトルコリラ表記。ユーロで買うよりすごく安い『貧乏プライス』だ☆そして品質もガラスだけどたたいても割れないし、日本に持ち帰っても大丈夫(だから買って)‼‼‼
見た目も可愛いし、瓶もそこまで高くないし…さっき購入したバラのオイルを入れて使おうと母と意気投合☆そして購入しようとしたところ…
この香水瓶に入れるエッセンシャルオイルも一緒に買った方が良い💡オイルはすでに購入済みだって？うちの方が断然GOODだし、入れてもこぼれないから大丈夫(だから買って)‼‼‼
ここで瓶だけでいいんだと強く主張出来れば良かったのですが、色々オイルを出され、香りを試され試されているうちになんだか追加で購入しても良いような気持に。その結果…
提示された値段は最初の金額の12倍☆
…え、高くない⁉そんなにオイルいっぱい入れなくてもいいって言ったのに並々入っているし、日本だったら絶対こんな金額出して購入しないんだけど‼‼‼
もうオイルは注入済み。おじさんは高くない、貧乏プライスだと主張。まぁ旅行中だし、これもご縁よね…と支払いをしましたが、なんだか腑に落ちない出来事でした笑
そのあと入店していた観光客(西洋系)は断固拒否していたので、最終的に流れてしまったﾜﾀｸｼ達が悪いのですけどね。(香りはとっても良いです…✨)
グランドバザールは楽しいところです
多少おやおや？と思う出来事もありましたが、全体的にグランドバザールは思っていたよりも危なくない場所でした:)とはいえ、多くの人が行き交うところですのでスリに注意したり、お店によってはびっくりするような値段を提示されることもあるかもしれません💡
バザールの中にはATMもあるのでお金をおろすことも可能ですが、使う金額はいくらまでと決めるのをオススメします。というのもいろんな魅力的な雑貨が沢山あるので、気づくと両手いっぱいに荷物を持つ羽目になる楽しい場所だからです‼‼‼
…商品を進められてちゃんと断れるか心配な方にオススメする回避方法を紹介して今回の記事は終わりにしたいと思います💡
カードもないし、これしか現金持ってないんだ☆
逆にその金額まで商品の値段を下げてくれることもあるかもしれませんよ:)
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