今回お話するのは、栃木県の鬼怒川温泉よりもっと奥にある『湯西川温泉』のお話。都心から約3時間で行くことの出来るこの場所は、緑豊かで日々の疲れをリフレッシュできる良い場所でした💡
栃木県で目立つ観光名所といえば日光や宇都宮、鬼怒川温泉などですが…湯西川温泉は個人的にもう一回行きたいな~と思える、素敵な場所:)今回は、そんな湯西川温泉の魅力について紹介したいと思います♪
湯西川温泉はどんなところ?
湯西川温泉があるのは、日光市を北上し、鬼怒川温泉や川治温泉を超えたさらに北。浅草や新宿から出ている東武鉄道に乗ると、約3時間で行くことが可能です:)
この湯西川温泉には平家の落人伝説が残っています。確かに山と山の間で緑も深く、隠れ住むには良かったのかもしれません💡今は電車で行けるので楽ですが、途中車窓から見える景色はそれなりに高度の高いところを走りますし、到着して感じたその空気の澄み具合が半端ないです☆
想像するに当時、隠れ住んでいた平家の人達の生活はかなり過酷だったのではないでしょうか。
湯西川の先祖は平忠実(平忠房が改名したと言われている)が落ち延びたとされ、平家の落人伝説の残る集落で知られている。温泉の発祥は天正元年で400余年の歴史があり、平家の落人の子孫が発見されたと伝わっている。追討から逃れ、身を潜める山村生活を営み生きるため、この地では今もなお端午の節句に鯉のぼりを揚げない、たき火をしない(煙を立てない)、鶏を飼わないなど独自の風習が残っている。(ウィキペディア引用)
都心に近い温泉地として有名な箱根や熱海、伊東とは違って湯西川温泉は比較的あまり知名度としては高くありません。でもその分観光地っぽくなく、純粋に旅館や温泉を楽しむことが出来る、そんな温泉エリアだと思います💡
今回宿泊したお宿は『本家伴久』は敷地内にかずら橋がある、なんとも趣のある場所:)♪かずら橋を渡って、囲炉裏で仕上げる雰囲気の良い夕食を頂くことの出来るお宿でした✨
夏でもひんやり⁉トンネル内の湯西川温泉駅
湯西川温泉駅は何とも不思議なトンネル内にある駅で、しかも一通しか線路がありません💡電車の本数が少ないからこそ可能なこの一路線のみの空間…なんだか、トンネル内というのも普段とは違う雰囲気でワクワクしちゃいます:)」また、駅に降り立ってみると夏でも寒いぐらい空気がひんやり☆
ワタクシ達は真夏に湯西川温泉に行ったのですが…気温は確か16度位だったような💡酷暑が続く時期に、避暑にはもってこいな場所かもしれないですね~‼‼‼ちなみに夏でも長袖の上着は必須ですのでお忘れないように:)
ホームから地上へ向かうエレベーター&階段までは、見た目も涼しい青い電飾で飾り付けられたアーチをくぐります♪ちょっとこのレトロ感がまた味があっていい感じです:)
地上へ出ると、駅に併設されている道の駅に到着です♪
バスに乗り遅れたら無料の足湯でのんびり、ほっこり
湯西川温泉駅に併設されている道の駅では売店や食事処の他、岩盤浴や温泉が併設されています。(まぁ、殆どの人は宿泊する旅館の温泉だけでも満足しちゃうと思いますが☆)
ちなみにここから宿泊する宿までの移動方法は送迎車でない限り、電車の停車時刻に合わせて運航している路線バスで移動するスタイルです:)タクシーは…見かけなかったような気がするので、おそらく必要に応じてタクシーを呼ぶ形なのではないでしょうか💡
大体1時間~1時間30分に1本の割合のバスは、駅のホームから地上へ上ってきた人が途切れると出発します。そのため、たま~にワタクシ達のように湯西川温泉駅ではしゃいでバスに乗り遅れてしまう人もいる、というわけで笑
万が一乗り遅れてしまった時は駅に併設されている売店で事前にお土産をリサーチしたり、無料の足湯を楽しんだりしましょう☆
手持ちでタオルがなくても売店で手ぬぐいが売られています♪
珍名物☆サンショウウオの燻製
この道の駅には、綺麗な水が豊かな関係であまり見かけない珍名物が販売されています。それは…
『サンショウウオの燻製』です‼‼‼
…千と千尋の神隠しでリンがイモリの黒焼きで大興奮していたけど、もしかしてこんな感じだったのかな⁉疲労回復や美肌に効果があるそうですが、どうやって食べれば良いのかちょっとわからない感じ…笑
お値段は4匹~5匹入って600円。…まぁ、話のタネとして、また本当に疲れている時に購入して食べてみるのはありなのかも⁉
湯西川ダムへ入水‼‼‼水陸両用車で行くダックツアー
ちなみにこの駅は『湯西川ダム』の見学が出来るダックツアーの集合場所でもあります。実際に体験してみたのですが、めっちゃくちゃ風が気持ちよくて、ダムに入水する時は思わず声が出ちゃう位エキサイト☆
大人でもはしゃぐこと間違いなしなダックツアーが気になる人は、ぜひHPを確認してみてください:)
湯西川ダックツアー(http://www.japan-ducktour.com/yunishigawa/)
宿泊した本家伴久は、隠れ家感のある趣あるお部屋
今回ワタクシ達が宿泊したのは『本家伴久』というお宿。なんと1666年に建てられたお宿で、歴史を感じることの出来る素敵空間です☆部屋は全て清流に面しており、景色も最高♪部屋は自然豊かな雰囲気で、壁もむき出しな感じ。そしてやはり、空気が澄んで寒いくらい笑
客室への案内をする時は太鼓を鳴らして歓迎の意を表現してくれます。またロビーではドリンクのサービスがあり、一つずつ違うカップソーサーを自分で選んでコーヒーを飲むこともできます:)
敷地内には囲炉裏会席を食べる夕食処をつないでいるかずら橋があるのですが、ここで記念写真を撮る人も多いようでチェックアウト時に『撮影しますか:)?』と進言してくれました:)
宿の中には本が置いてあるスペースや色んな展示物もあるので、客室以外にいるのも楽しそうな雰囲気。また、隠れ家的な雰囲気もあってここで一日のんびりするのもいいかもしれないですね~☆
お風呂も清流を眺めることの出来る露天風呂もあって、清流の流れる音を聞きながら美肌の湯につかるのが特に最高でした:)
夕食は囲炉裏会席。外国人にも喜ばれそうなエンターテイメント性あり
かずら橋を渡ったところにある夕食処の入り口は、また雰囲気が良いです✨
ここでは囲炉裏会席を頂くことが出来ます♪もちろん他の宿泊客と1つの囲炉裏を囲むわけではなく、半個室のお部屋に通され1つのグループにつき1つの囲炉裏が目の前に:)
眼で見ても楽しい、食べて美味しいお食事♪エンターテイメント性もあるので、小さなお子さんがいるグループや、日本ぽい雰囲気を感じたい~☆なんていう海外からのお客様をご招待するのも良いのではないでしょうか:)
栃木県は日光や鬼怒川温泉、餃子以外にも見どころは沢山
都心から約3時間程とアクセスも悪くない湯西川温泉。箱根や熱海などの有名な温泉地で過ごすのも良いですが、喧騒から離れてのんびりゆっくりしたい時に最適です:)
栃木県は日光や鬼怒川温泉、ソウルフードである湯波(日光Ver.ゆば)や餃子以外にも見どころが沢山ありました☆
この旅行に関連したお話をまた別で書きたいと思っているので、もし興味がある人はぜひそちらもご覧ください:)♪
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