ドイツ料理食べよう、とクリスマスイブに肉を喰らうアラサー女二人。話をしている内に友人からある提案が今回の日帰り旅行のきっかけでした。
『銚子で美味しい金目鯛が食べたいんだけど、今度行かない❓』
この冬一番の寒波到来と言われたあの年末の時期に、寒いであろう真冬の海へ女2人で行くなんて…楽しいに決まっている☆ということで誘われて即OK回答‼‼‼笑(仕事もひと段落して、な~んも予定がないもので…迷いも一切なかったわ✨)
『旨い魚』のワードに反応した理由は、築地から離れてからお腹いっぱい美味しい魚が食べたくても、お酒を受け付けない体の為、噂で魚が旨いと聞く居酒屋に一人行くのも気が引けてしまい、めっきり美味しいな~✨と思える魚を戴く機会が減ってしまったからなんですよね~。
残念ながら最初行こうと思っていた『治ろうや鮨処』は、年始に向けてだて巻きを沢山焼かないといけないということで休業中。でも新鮮な魚を使っていれば、美味しくないわけがない✨おかげ様で思う存分銚子を楽しむことが出来ました~:)♪…銚子があんなに遠いとは思わなかったけど笑
銚子までは青春18切符で
「銚子で金目鯛❓勿論いいよ~♪」なんて即答した時は隣県にある銚子市がそんなに遠い場所にあると思っていなかったワタクシ。その後ルート検索をしてみたら、なんと片道3時間30分かかると知って驚きのあまりもう一回ルート検索をし直したぐらい笑…おや、群馬県に帰る時よりも時間がかかるぞ❓ってね。
だがしか~し‼‼‼美味しいものを食べる為には努力が必要だ💡たとえ普段起きる時間よりも早く起きて家を出る必要があったとしても、仕事で鮪のセリに行った時のことを思えば全然楽勝だもの♪…比較対比がおかしいかな:)❓
ただ遠くなる分往復の切符代もなかなか高額になってしまうので、友人から青春18切符を利用しようと提案がありました。…はて、青春18切符ってよく聞くけどどうやって買って使うのかいまいちよくわからないぞ。
友人から青春18切符は指定席の券売機で簡単に購入が出来るから、それを買って使ってきてね:)とは言われたものの、どうやって活用すれば謎が深まるばかり。きっとそう思う人が他にもいるはず💡ということで、青春18切符がどういうシステムなのか調べて簡単にまとめてみました:)
青春18切符とは☝
- 一般的に長期休みを取りやすいとされる時期に発売される、期間限定の切符(11,850円)
- 一枚の切符で普通・快速電車5日(人)分乗り放題。※特急&新幹線、一部区間は対象外
- 一枚で複数人が同時に利用することも可能。(5人グループが日帰り旅行をすれば青春18切符は1日で終了となります)※合流する時は改札の外で落ち合う必要があり
つまり、使用期間内で人数関係なく、1日往復2,370円以上×5回分交通費がかかる移動をする場合、この青春18切符を利用した方がかなりお得という訳ですね💡
(※ワタクシ達の場合は後日友人が期間内に遠くに出かける予定があるということで、青春18切符を回収してくれました✨)
銚子は鮪の水揚げが有名
千葉駅から各駅停車に揺られ、毎回ドアが開くたび寒さに震えながらやっと銚子に到着したワタクシ達、早速駅に併設している観光案内所にて銚子電鉄とバス一日乗り放題チケット(1,000円)を購入して行動を開始。
とはいっても…まずは腹が減っては戦は出来ぬ‼‼‼
本当は金目鯛の炙り握り所望していた友人ですが、漁港も営業が終わっている12月30日ということもあり営業しているお店も一部お休み。ネットでも上位に出てくる第一漁港近くの『鮪蔵』にてとりあえず金目鯛の乗った贅沢な海鮮丼を戴くことに:)
うわ~、鮪の身がむちむちしていて色も味も濃くて旨い~✨
このむちっとした触感が生と冷凍の大きな違いですよね:)♪銚子では生鮪の水揚げがされており、美味しい鮪を戴くことが出来るんです。(観光用シャトルバスの運転手さんも力説しておりました✨)ちなみにお肉と一緒で熟成させてうま味成分であるグルタミンを増やした方が鮪は美味しいと以前築地の板前さんから聞いたこともあるので、ただ新鮮なだけではなくきちんと処理をされているんだろうなぁ。
まだAM11:00になったばかりというのに、ぺろりと完食したアラサー2名は、おやつの『金目鯛の煮つけ』をより美味しく頂くために砂浜を散歩することに。…おやつの定義とはなんぞやって感じ:)❓
君ヶ浜海岸~犬吠埼灯台入り口
海に来ると、なぜかきれいな貝殻や石を見つけたくなったり、文字を書いてみたり、不思議な穴があるとつつきたくなりませんか:)❓…ええ、そうやってはしゃいでいたらちょっと固まっていた足元の砂山が崩れて思いっきり転んだのはワタクシです‼‼‼笑
何とか転ばないように踏ん張ったんだけど、さらにそこがワタクシの重さに耐えきれず崩れ去り…もう、足のもつれ具合が見ている方が悲しくなるぐらいの不思議な動きだったそうな。折角見つけたワンちゃんの楽しそうな足跡も思いっきり魚拓ならぬ人拓で潰してしまって、一瞬だけ地球の一部にワタクシが存在する証拠を刻み込んでしまいました✨
折角なので犬吠埼灯台のふもとまで散歩をし、折角なので灯台の上まで行くことにしました。(入場料は1人200円)…いやだ、折角チケットを写したのにピントがズレまくっているじゃないか‼‼‼笑
こちらの灯台は九十九里浜にちなみ、99段の階段で構成されています。ただね、途中から息切れしてしまって数えるのを忘れてしまったよね…。しかもワタクシ、高所恐怖症だったので上に行っても風が強い&怖い&寒いという感想しか持てませんでした☆笑
でもこんな寒い冬にも関らず結構人が沢山いたので、いい観光スポットなんだろうな~。夏なら風が強くても気持ちが良いに違いありません:)
その後、犬吠埼駅から『経営状態がまず~い』と自虐アピールをしている銚子電鉄に乗り、ちょっとのんびり気分を味わうことに。
この2車両しかないレトロな感じが可愛らしいというか、味があるというか✨犬吠埼駅では駅構内に手焼きせんべい体験ができるブースがあったり、電車関係のグッズを充実させていたりとかなり集客しようという企業努力を感じました笑…このレトロ電車の前で記念撮影しているグループが何人もいたから、その頑張りが評価されているに違いない☆
電車に乗った後はまだバスで移動し、ウオッセ21というお土産・食事処へ移動し念願のおやつタイムの開始です:)
やっぱり金目鯛の煮つけは最高
魚料理の中で『煮つけ』って本当に難しい料理だと思いませんか❓以前、築地の料理人の人から「築地ですしや海鮮丼じゃなく、煮つけや焼き魚を注文する人は魚が旨いと知っている通な人だと思う」と聞いたことがあるのですが、確かに煮崩れせず、照りを作りつつも辛くならないようにするのって本当に難しそう。(普段料理を全くしないアラサーが言うなって感じ☆)
銚子は釣り金目鯛の他、鰯の水揚げも有名なので、折角来たのに口にしないのはもったいないよね💡と、釣り金目の煮つけ(2,450円)以外にも、イワシのつみれ汁(380円)をウオッセ21にある食事処にて頂きました:)
あ~…白飯が欲しい‼‼‼笑この煮汁で思いっきり白飯を汚して口にしたいけど、さすがに3時のおやつにそれを食べたらヤバイ気がする、と二人して我慢。そうです、帰りがけに醤油も有名な銚子らしいしょうゆソフトクリームも食べないと銚子を満喫できたとは言えませんからね✨
ちょい田舎あるある 閉店時間が早い
銚子は、魚以外にもヤマサ醤油とヒゲタ醤油が生まれた地として歴史のある場所。営業していれば工場見学をすることも出来たのですが、いかんせん年末で仕事納めが終わった後ならしょうがない。そこで、駅から歩いて3分程のところにあるお土産屋さんで販売しているしょうゆソフトクリームを食べながら帰ろうね♪なんて友人とウキウキしながら事前に調査したお店に行ってみたところ。
…あれ、営業終わっているじゃん‼‼‼
そりゃあ年末の、しかもこんな寒い日にソフトクリームを食べようと思う人がたくさんいるわけもなく、ワタクシ達が行った頃には既にお店は閉まっておりました☆…あとね~、オブラートに包んで表現すると『比較的のどかな地域(ちょい田舎)』ということもあって、観光スポットであるウオッセ21も営業が17時には終わるし、シャトルバスの運行も午後16時を過ぎると一気に減るので、銚子をぐるっとするならやっぱり朝早い時間から回る必要があるようですね。
え~…しょうゆソフトクリーム食べずに銚子を離れることになるの❓ととりあえず寒いワタクシ達、駅前で温かいお茶を購入する為にコンビニへ。
あ、運命の出会い☆
偶然駅構内のコンビニで見つけたしょうゆソフトクリームと、あったかいお茶を買い込んで銚子を出発。日も暮れて気温もさらに下がり、ちょっと芸術的な形になったソフトクリームでさえ溶ける気配もない。…でも、ソフトクリームの誘惑には勝てずに結果、家に到着したのは21時を過ぎた頃でした:)
うん、なかなか銚子は美味しくて楽しいところでした♪今度は夏の気持ちいい風を浴びに行きたいな~✨
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